640日に及ぶMさんの看護を終えました。終えたとはもう看護をする必要がなくなったことを意味します。
私にとってMさんは、屋号(m∞riri)の8つのmの1つでもあるとても大切な存在でした。
まだお別れができないのは「もっとできることがあったのに!」と悔いが残っているからなのです。
そんな日々をおくる中、肺に影が見つかりCTを撮ることになり、Mさんを診てくれたドクターに
判断を委ねましたが幸い問題はありませんでした。
悔いが残っていることを話すとドクターはおっしゃいました。
「誰にもできないことをしたじゃないですか」「120%したじゃないですか。
200%を求めることはないと思いますよ?」と。私の胸に清らかな空気が通り抜けたような感覚でした。お別れができるわけではないのですが、悔やんで過ごすのではなく、写真に向かい独り言のように思い出を語ったりMさんなら「きっとこうするね、きっとこう言うね」と話しかけると返事をしてくれるように感じるのです。もう泣かないよ!ありがとう!